ブログ:大成私信
柿ふる里
諸事雑感
2022.10.24
過日のあさお区民まつり。とある出展ブースで菅高校時代の先生(麻生区片平の地元出身)と久しぶりに遭遇。
その際に以前新聞で昨年秋に出版されていたことを知った、ふる里を語る柿岡塾編纂による『柿ふる里』を遅ればせながら購入させていただいた。
かいつまんでいえば、かつての柿生村や岡上村エリアの近現代の郷土史である。
いわゆる郷土史専門書ではないので、文章(語り口)も平易なので、かしこまらずに読むことができる。
これまで地域活動をする中でつまみ食い的に伺ったこともある話もあるが、なかには「へぇ~、そんなことがっ!」「そんな風習があったのか」と、初めて知るようなことがあれこれと。
また表紙の写真然り、掲載されている昔の柿生の風景などは、脳内で今の景色に当て嵌めてみたり、また中には秘書時代からお世話になっている方の青年時代の写真もあったりなど、これがなかなか面白くページを繰る手が止まらない。
柿生地区に住まわれている方のみならず、縁あって麻生区に居を構えた、そんな皆さんにもこれは是非手に取って読んでいただきたいな、とも。
恐らく新百合ヶ丘の有隣堂とかでも扱っているのでないかと思いますが、すみません、実地確認はしてません。
ちなみにAmazonなどネットでも購入できるようです。
秋の夜長。
読書の秋を決め込む、その一冊にお勧めです。